更年期障害も自律神経失調症
「更年期障害」というのは、ホルモン分泌量の急な衰退現象が原因で自律神経の調子がおかしくなり、肩こり、頭痛、のぼせやほてり、疲労、不正出血、疲労等の不快な症状を引き起こすことです。
自律神経失調症と同一視されがちなうつ病は、焦りや不安や絶望感によって考え方や行動に影響を受ける精神疾患で、落ち込んだ気分が続くということがおもな特徴です。
睡眠には、交感神経系と副交感神経が緊密に関わりがあり、自律神経失調症から不眠症の症状が発現するという場合も珍しくありません。
自律神経失調症の症状はいろんな身体的症状が出てくる点ではうつ病と酷似していますが、うつ病によく見られる気分的な落ち込みなどの抑うつ症状については比較的激しくはないようです。
不眠症とひとくちにいっても、多くの不眠症があります。なぜかというと、「眠れない」ということには何種類もの理由があって、それぞれの場合で不眠の種類も異なってくるのです。
自律神経失調症やうつ病を引き起こすストレスの量を少しずつ解消していくための一歩として、どんな原因のストレスがどれくらいあるのかということを理解しておくことが必要です。
細菌やヘルペスウィルスなどの感染による蝸牛神経における障害が引き金になって耳鳴などが引き起こされていることが懸念されるがこういう場合も自律神経失調症だと言われています。
よく耳にする話ですが、バランスの取れた食事と程よく体を動かすことは代謝の低下する更年期障害では大変効果的で、日頃から心がけるのが大切です。
鍼灸院の施術というのも、ひとつの手です。
ヘルペスウイルスや細菌などの感染での蝸牛神経での障害によってめまいが生じているような場合が考えられるけれども、こういう場合も自律神経失調症だと考えられる。
通常ならお昼の間は交感神経が主に働き、夜になって寝るときには副交感神経が体中に休む命令を出すことになっているのですが、このバランスが崩れることにより、不眠症になるのです。
精神的ストレスとは、自分自身の意志とは違う出来事に影響を受ける事が多いですが、『ストレスの多い人に、耳鳴りというトラブルが現れやすい』特徴があります。
自律神経失調症からの影響によって出る更年期障害の不調には、ほてり、めまい、のぼせ、血圧の上昇などの身体に出るものと、不安、うつ、眠れないといった精神に出るものがあげられます。
めまい・耳鳴りが中心となる症状で、病状がわりかた軽度の自律神経失調症においては、自律神経調整役や精神安定剤、抗うつ剤などによる薬剤療法をメインに行います。
自律神経失調症の人もうつの状態になることはありますが、うつ病の場合に比べて、ものすごくエネルギーが枯れてしまったようになるなどということは滅多にないと思われます。
不眠症は多くの場合ストレスから引き起こされます。精神のストレスのみならず、環境が変化したり、日々の仕事、非常に腹が立っているというふうな場面もまたストレスとなります。